ダイエットが続かないお客様への接し方|サロンが悩みやすい“リピートが止まる理由”

セラピストのためのサロン経営とリピート設計

「ダイエットしたいんです」

そう言って来店されたお客様が、
チケットを購入した途端に来なくなる——
そんな経験はありませんか?

技術には自信がある
施術者としての知識にも自信がある
食事や生活のアドバイスもしている

それなのに、なぜか続かない。

実はこの悩み、
40代以上のお客様を対象にした
一人サロンセラピストさんからとても多く聞く悩みです。

そしてこれは
「技術不足」や「説明不足」の問題ではありません。

さらに言うと、
お客様のことを真剣に考えているセラピストさん
ならではのお悩みと言えます。

セラピスト側が抱えがちな“見えない悩み”

先日のセラピストコミュニティでも、
こんな声が上がりました。

「ダイエット目的でチケットを買うのに、そのあと不思議と通わない」
「食事のアドバイスしても、なかなか続かない」
「やる気はあると思うけど、行動が変わらない」

ダイエットが続かないというのは
お客様の問題に見えて、
実はサロン経営そのものに直結するテーマでもあります。

なぜ「ダイエットしたい」は続かないのか?

まず前提として、
太る原因は一つではありません。

一般的に考えられる主な要因

  • 食事量と消費量のアンバランス
  • 加齢による代謝低下への無自覚
  • 加工食品による依存性
  • 筋肉量の低下によるエネルギー消費不足
  • リンパ・血流など“巡り”の低下
  • 睡眠の質と自律神経
  • 女性ホルモンバランスの変化
  • 慢性的ストレスと思考のクセ

つまり、
「ダイエットしたい」という目的を叶えるには、
単一のアプローチでは足りないということになります。

ここで多くのサロンがつまずきます。

問題は「方法」ではなく「関わり方」

多くのセラピストさんが、お客様の事を一生懸命に考えて…

正しいことを伝えている
理論も説明できている
良かれと思ってアドバイスしている

それでも続かない、その理由。

それは、
お客様の“行動が変わるプロセス”を見落としているから。

継続するお客様に共通する「伴走の流れ」

23年間サロンを続け、
リピーターに支えられてきた中で感じているのは、

ダイエットが続くお客様には
共通する“段階”がある、ということです。

私が実践している基本の流れ

➀リンパケアで排出機能を高める
 → 体が軽くなる体感を先につくる

②自律神経を整え、依存性から少し距離を取る
 → 「我慢」ではなく「選べる状態」へ

③軽い運動を“できる形”で習慣化
 → 頑張らせない、成功体験を積む

④変化を一緒に確認し、やりがいを感じてもらう
 → モチベーションは後からついてくる

⑤小さな成功体験を積み重ねたうえで、さらに食事や運動のギアを上げる

難しいことをたくさん教えるのではなく、
お客様の変化のペースに合わせて、一歩ずつ一緒に歩く。

これが継続来店と信頼による口コミによるリピーターが生まれる本質だと私は考えています。

一人サロンほど必要なのは「考えるための軸」

ここで多くの方が、こう感じます。

「多角的に見るのが難しい」
「全部一人で判断するのが不安」

実はこの段階で必要なのは、
新しい技術や資格ではありません。

必要なのは
→ 判断するための“思考の軸”です。

自分のサロンの目指すものは何なのか?
どんなお客様に喜んでもらいたいのか?
どこまで関わるのか?
何を今やらないのか?
どのタイミングで次の提案をするのか?

これが整理されると、
接客も、リピートも、経営も安定し始めます。

BERILUが大切にしていること

BERILUでは、
技術を増やす前に「思考を整える」ことを重視しています。

「決められた時間内に、決められた技術を行う施術者」ではなく、
目の前のお客様の状態と丁寧に向き合い、
その方にとって何が必要かを考えられるセラピストを育てることです。

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