更年期世代になると、
「なんとなく調子が悪い」
「病院では異常なしと言われたけれど、つらさは続いている」
そんな状態を抱える方が少なくありません。
原因が分からない不調ほど、不安になり、
ときには自分を責めてしまうこともあります。
でも、それは気のせいでも、我慢が足りないからでもありません。
体はちゃんと理由があって、数値に出にくい形でサインを出しています。
更年期世代の体で起きている大きな変化
40代後半からの女性の体の変化
40代後半から、いわゆる「更年期世代」と呼ばれる時期に入ると、
女性の体は大きな変化を迎えます。
見た目や生活はこれまでと変わらなくても、
体の内側では、少しずつバランスが変わり始めています。
ホルモン変動と体調の関係
この時期の大きな特徴が、女性ホルモンの変動です。
ホルモンは、体温調整、気分、睡眠、血流、内臓の働きなど、
私たちが思っている以上に多くの機能に関わっています。
そのため、ホルモンバランスが揺らぐことで、
体調全体に影響が出やすくなるのです。
分かりやすい症状だけが更年期ではない
ホットフラッシュだけではない
更年期症状としてよく知られているのは、
ホットフラッシュや急な発汗、体温の急激な上昇などでしょう。
これらは確かに分かりやすい症状ですが、
更年期の不調は、それだけではありません。
「異常なし」と言われる不調の正体
疲れやすい、重だるい、気分が落ち込みやすい、眠りが浅い。
検査では「異常なし」と言われるけれど、確かにつらい。
こうした不調の多くは、
体の機能が少しずつ変化している途中で現れるものです。
更年期世代に共通して起きやすい「自律神経の乱れ」
自律神経の役割
更年期世代の共通点として挙げられるのが、自律神経の乱れです。
自律神経は、体温調整、呼吸、血流、内臓の働きなど、
私たちが意識しなくても体を整えてくれる重要な役割を担っています。
リンパ・血流・内臓との関係
自律神経は、リンパの流れや血流、内臓機能とも深く関わっています。
そのため、自律神経が乱れるということは、
体のさまざまな機能が少しずつ影響を受けている状態だと考えられます。
肌の乾燥は、体の内側からのサイン
肌と粘膜の関係
更年期以降、急に肌の乾燥を感じる方も多くなります。
私たちはつい肌表面の乾燥に目が行きがちですが、
肌が乾燥しているということは、粘膜も乾燥している可能性があります。
ドライマウス・ドライアイ・耳の不調
更年期以降に、ドライマウスやドライアイ、
耳の違和感を感じる方が増えるのも、粘膜の乾燥が関係しています。
免疫とのつながり
粘膜は、体の内側と外側をつなぐ「出入り口」です。
この部分が乾燥すると、ウイルスなどが体内に入りやすくなり、
免疫力の低下にもつながります。
肌や粘膜の変化は、
体全体のバランスの変化を映し出すサインでもあるのです。
肌の乾燥は、体の内側からのサイン
更年期症状が200種類以上あること
更年期症状は200種類以上あると言われています。
そのため、症状の現れ方は人それぞれ異なります。
人それぞれ違う現れ方
同じ更年期世代でも、
ある人はホットフラッシュが強く、
ある人は疲労感や気分の落ち込みが中心になる。
「これが更年期」と一言で言えないからこそ、
不調の原因が分からず、一人で悩みを抱え込んでしまいやすいのです。
見落としがちな体からのサイン
体温変化
体温が上がりやすくなった、暑さ寒さに敏感になった。
これも体からのサインのひとつです。
むくみ・体重変化
むくみやすくなった、体重が増えやすくなった。
これらも巡りや代謝の変化として現れます。
乾燥
肌や粘膜の乾燥が強くなったと感じる場合も、
見逃さずに体の声として受け取ってあげることが大切です。
サインに気づいた時に大切な考え方
体が伝えたい本当のメッセージ
体からのサインが伝えたいことは、
「頑張りすぎないでほしい」というメッセージです。
「無理をしない」の本当の意味
とはいえ、日常生活や社会生活の中で、
「ゆっくりして」と言われても難しい方がほとんどでしょう。
今日からできる、自律神経を労わる習慣
忙しい人でもできること
自律神経を整えるために必要なのは、
特別なことではありません。
・週に一度、ゆっくり過ごす時間を持つ
・好きなことをする時間をつくる
・深呼吸をして、体に酸素と血流を巡らせる
・湯船にゆっくり浸かる
・温かいお茶を飲む
意識的に、リラックスできる時間を設けてみてください。
小さな積み重ねの大切さ
忙しい毎日の中でも、
体のサインに気づいた人ほど、
自分を大切にする時間を意識的に持つことが大切です。
無理を重ねてしまうことで、不調が長引いたり、
思わぬ症状につながってしまうこともあります。
まとめ|今の自分に合った回復の仕方がある
若い頃と同じでなくていい
20代・30代の頃と同じようにはいかなくても、
それは自然なことです。
今の体と向き合うという視点
今の自分に合った形で、
自律神経、免疫力、内臓機能、肌(内側も外側も)を
少しずつ回復させていくことは可能です。
分からない不調に悩んでいるときほど、
「分からなくて当然なんだ」と、
まずは自分に伝えてあげてください。
体は、あなたを困らせたくて
サインを出しているわけではありません。
こうした体の変化と向き合う中で、
「自分の体をきちんと理解したい」
「表面的なケアだけで終わらせたくない」
と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
BERILUでは、
女性の体と免疫、自律神経のつながりを大切にしながら、
サロンケアと、学びの場の両方をご用意しています。
ご自身の今の状況に合わせて、
必要なページからご覧ください。
原因が分からない不調に悩む女性が多いのは、
体が弱いからではありません。
体のつながりが、正しく理解されてこなかっただけだと
私たちは考えています。
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