リンパケアをしても体が変わらない人がいる理由|40代以降に多い体の条件

セラピストのための身体とリンパの基礎知識

リンパケアを受けると楽になる。
でも、しばらくすると元に戻る。
そんな状態を繰り返している人は、
40代以降にとても多く見られます。

「自分の体質の問題なのか」
「施術が合っていないのか」
そう感じてしまう方も少なくありません。

リンパケアが悪いわけではない

まずお伝えしたいのは、
リンパケア自体が悪いわけではない
ということです。

リンパは体の循環にとって
とても大切な役割を担っています。

ただし、
リンパだけでは体が変わらない
“条件”の人がいる、という事実があります。

体は「つながり」と「順番」で成り立っている

体は部分ではなく、全体で働いています。

  • 神経
  • 内臓
  • 筋肉
  • 血液
  • ホルモン
  • 免疫

これらはすべて影響し合い、
どこか一つが乱れると
他の部分にも負担がかかります。

不調として現れている場所は
「原因」ではなく
サインであることが多いのです。

リンパだけでは変わりにくい体の状態

40代以降、特に多いのが次のような状態です。

  • 神経が過敏になり、刺激やストレスを受けやすくなっている
  • 内臓の疲れにより、循環の働きが追いついていない
  • 筋力低下や姿勢の崩れで流れが滞りやすい
  • 呼吸が浅く、自律神経が切り替わらない

この状態で
「流す」ことだけを続けても、
体は追いつけません。

見直すべきは「施術」ではなく「視点」

必要なのは、
新しい技術を増やすことではなく、
体の状態を見極める視点です。

いま体に起きているのは、
・どこか一部分の問題なのか
・全体のバランスの中で起きている反応なのか
・施術だけでなく、生活や体の使い方も含めて見直す必要がある状態なのか

そこを見ずに続けるほど、
「何が正解かわからない」
という迷いが増えていきます。

セラピストとして大切な境界線

私たちセラピストは
診断も治療もできません。

だからこそ
「何でも改善できる」と言わず、
必要なときは医療につなぐ視点
を持つことが重要です。

それは無力さではなく、
信頼につながる在り方だと考えています。

まとめ

リンパケアで変わらないのは、
あなたの努力不足ではありません。

体の条件と順番を知らないまま
続けているだけかもしれない。

次の記事では、
「女性ホルモンだけを整えても楽にならない人の共通点」について
もう一歩、構造を深めていきます。

体の不調や変化を、
「部分」ではなく「全体」で見ていくことを
BERILU では大切にしています。

なぜその考え方に至ったのか、
BERILUが目指している在り方については
こちらにまとめています。
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